プロフィール

野風ヤマミチ

Author:野風ヤマミチ
1980年よりフリーランスフォトグラファーとして活動。1990年ごろから環境問題の雑誌に関わったことをきっかけにエディター、ライターも兼ねるようになる。時を同じくして子供の頃より関わってきたボーイスカウト活動にリーダーとして復帰する。2001年ボーイスカウトの制服を脱いでからノンフォーマル・エデュケーション(野外教育、環境教育、冒険教育等)を仕事の柱に据え活動、執筆をしている。
現在シングルトラック・プロジェクト野風を主催、マウンテンバイクのスクール&ガイドインストラクター、小中学生の野外活動インストラクター等も務める。
1960年東京生まれ 趣味 手作りの道具で野宿、焚火、山旅

資格
日本マウンテンバイク協会 B級インストラクター
INBA ナショナル・マウンテンバイク・パトローラー
WMA ウィルダネス・アドバンスド・ファーストエイド取得
WMA ウィルダネス・ファースト・レスポンダー取得
AHA  ハートセイバー・ファーストエイド ハートセイバー・CPR・AED 取得


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久びさのキャンプ 2010年05月21日14:36

とあるキャンプに参加した。指定の個装は軽装だが舎営ではなく野営らしい。まともにキャンプするの何年ぶりだろw

そして朝の6時過ぎに家を出て、向かった先は中央本線の日野春駅。駅を下りると甲斐駒ヶ岳と支峰の麻理支天が目の前にそびえ立つ。10年以上前には甲斐駒登山口竹宇から尾白川渓谷の沢を詰めによく来た駅だが、前乗りで夜にばかり着いていたのでここから甲斐駒の姿を見るのは初めてであることに気づく、なんか損してた気分www
反対側を見れば赤岳南稜のキレットがよく見える。これも八ヶ岳縦走で何度も上り下りした難所。そして、その奥に見える阿弥陀岳南稜。懐かしく眺めいってしまった。

集合時間に車に乗ったボクサー氏が登場。彼の運営するNPO法人東京野外教育活動研究会が今回のキャンプを主催する。内容はPA(プロジェクトアドベンチャー)の体験学習。
PAとは、一見不可能そうな課題を10名前後のチームでクリアしていくという野外体験学習。一見不可能そう、というところがミソw 一つの頭で考えているだけではというのがヒントwww 詳しくは後程w

駅から車で5分ほどのところにある研修会場の自然学校に到着。
参加者は大学生が中心、僕が最年長だろうとは判っていたがチョイト緊張。女性が多いのにも驚いた、参加19名中女性12名。一瞬やっぱ舎営かなと思ってしまうがやっぱり野営のようだ。

まずは初対面の参加者達を和ませるための自己紹介のゲーム。
そして10名と9名の班に別れPAが始まる。二班に別れたからといって決して競い合うことはない。例えば最初にやったホエールウオッチング。3m×2mの大きなシーソーに我が班10名が全員乗って5秒間バランスをとればOK、というもの。でも、ただ出来れば良いということではなく班の中でのコミュニケーションが重要になってくる。失敗したら失敗したで何故失敗したのか、どうしたら成功するのかということを全員で話し合いトライ&エラーでクリアしていく。そして難易度の高いチャレンジへと進んで行く。

昼食後は本日のメインエベント、ニトロクロッシング。
ターザンロープで5、6m先の90cm四方の台の上に班全員で乗るというゲーム。試しに一人づつターザンロープで台の上にたどり着けるかをやってみると、男性は2名が確実に、2名がもうちょい。女性達はこのままでは無理と判明。そこで作戦タイム。

◎女性達に意見を聞くとロープの高いところを持てないとのこと。
じゃ、スタート地点を高くすれば良い。
◎ルールで道具は使えない。
◎男が馬になり女性はその上に乗り、ロープの高いところをつかんでスタートすることに。
◎今度は女性はロープから台に飛び移れない、先に渡った人が捕まえてあげなくては無理と判明。
◎最初に自力で渡れる男子2名が女子を助け、残り2名の男子が女子をサポートし最後に渡ると順番は決定。

ここまで上に書いた順番にすんなりと来たわけではない。
トライ&エラーの結果たどり着いた結論。
そして、この先10名全員がどのように台の上に乗るかでまた、作戦会議。どうやって全員乗ったかは秘密www
要は、失敗して気づき、言葉にして感じ学び、全員と意見を擦り合わせ、実行する。失敗していく内に班の中のコミュニケーション能力がだんだんと高くなって行くのを実感する。

そんなこんなで、一日目のPAが終了。明日はもっと難しいゲームへのチャレンジが待っているwww
そして個人的にお楽しみのキャンプサイトへ。
みんながテントを張っている間に僕は食卓作りとかまどを設置。
そして、さっさとヤカンに水を汲みカマドに火を入れる。
まあ、自分のいるべき位置に戻って来たって感じwww
久しぶりだったため、ヤカンにクレンザーでコーテイングするのを忘れる。最後に俺が磨けばいいやと腹をくくりそのままに。

火を焚きながら今日の一日の流れを振り返る。火を眺めながらというのはこういうときに最高のシュチエーションである。

先ず気づくのは導入のゲームがあり本番のゲームがあるということ。ニトロクロッシングではその前に小さな台の上に全員で乗るというオールアボードというゲームがある。この経験が次のニトロクロッシングへとつなげ段階的に経験値を上げていくという手法がPAプログラム全体を一貫している。そして、この経験値は失敗から得るという方法が一番効果が大きいのではと僕は思った。しかし、失敗から前に進むためにはチームのコミュニケーション能力にすべてかかっていると言っても過言ではない。個人個人でとらえたら、それは一言で『やる気』というこよになるだろう。そしてこのコミュニケーション能力を向上させるためにプログラムの合間に小さな
ゲームを入れたり指導者(PAではファシリテーターという、仲介者)が声を掛けたりして導く。最初に書いた『一つの頭で考えているだけでは』の答えがここにある。一人がいくらやる気が有っても、全員の心と身体が一致しなければチームとして前には進めない。

心と身体と書いたが、次の問題が身体。
我がチームの10名は身長、体重、体力もバラバラな集団。
全員でクリアするためにはということを考えていた時に、リービッヒの最小法則を思い出していた。
「植物の生長は、必要とされる無機養分のうち最も少ないものによって決まる」という法則
植物の成長の三大要素は窒素、カリウム、リンこの三つで後の七ツの要素が微量の構成要素となる。例えばその中の一つ、マグネシュウムは全体の比率は0,3%、しかし、これが0,29%でも植物は上手く成長できないという。なんかこれがPAのチームで課題をクリアするということとよく似ていると感じたのだが。
PAではこの0,01%を埋めるのはチームのコミュニケーション能力、信頼関係、三銃士のような一人は全員のために、全員は一人のためにという一致団結した集中力じゃないのかなと思う。

こんな事を考えている間にも横では夕飯のカレーライスが着々と出来ている。明日は、4mの壁を道具を使わずチーム10名の力だけで越えるというこの1泊2日のクライマックスが待っている。しっかり腹ごしらえをして明日に備えるか。

おわり
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