プロフィール

野風ヤマミチ

Author:野風ヤマミチ
1980年よりフリーランスフォトグラファーとして活動。1990年ごろから環境問題の雑誌に関わったことをきっかけにエディター、ライターも兼ねるようになる。時を同じくして子供の頃より関わってきたボーイスカウト活動にリーダーとして復帰する。2001年ボーイスカウトの制服を脱いでからノンフォーマル・エデュケーション(野外教育、環境教育、冒険教育等)を仕事の柱に据え活動、執筆をしている。
現在シングルトラック・プロジェクト野風を主催、マウンテンバイクのスクール&ガイドインストラクター、小中学生の野外活動インストラクター等も務める。
1960年東京生まれ 趣味 手作りの道具で野宿、焚火、山旅

資格
日本マウンテンバイク協会 B級インストラクター
INBA ナショナル・マウンテンバイク・パトローラー
WMA ウィルダネス・アドバンスド・ファーストエイド取得
WMA ウィルダネス・ファースト・レスポンダー取得
AHA  ハートセイバー・ファーストエイド ハートセイバー・CPR・AED 取得


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八ヶ岳の麓にイベントで行って来た

会場から甲斐駒ケ岳を見る ルイガノカップ2011

爽やかな山の朝、大変な一日になるとはつゆ知らずwww

先週の週末マウンテンバイクのイベントでレースのコースマーシャルとして参加してきた。結果から言ってしまうと負傷者2名の救護にあたることになり、一名は鎖骨骨折!!もう一名は頚椎骨折!!!
何とか傷病管理、搬送まで行うことはでき無事病院まで(?)送ることが出来た。

ざっと状況説明をすると、五時間のクロスカントリーの耐久レース、1周3,7キロのスタートから下って上って戻ってくる周回コース。参加チームは320チーム、チームも5時間をソロで走る人から4人組までと様々。約1000人の参加者という草レースとしては規模の大きいイベント。単純計算でオンタイムに120メートルに1台づつコース上にバイクが居る計算(爆)

僕の受け持ちのポイントは下りの一番きつい所のフィックス・マーシャル。自転車1台分のラインを下って来た後に60°右に曲がりながら柔らかい土の路面を3メートル下る(自転車に乗った位置からだと落ちるって感じ)デンジャラスゾーン。試走の時から転倒者が2,300名はいたんじゃないかってポイント。勿論脇に押して下れるエスケープゾーンは設けてあるから初心者は押せばいいのだけれど……
ちなみにこの日の僕のFAキットは短いサム・スプリント2本、包帯がわりのタイヤのチューブ4本、止血用のガーゼ、包帯少々、手袋、水3㍑。

事故が起きたのは2件ともスタートしてから2時間が過ぎたあたり、少ない人でも3周は過ぎて慣れてきた頃合いかという時間。
まずは、この下りの入口に当たる場所のフィックス・マーシャルせいちゃんが走って来て「怪我したみたい」と僕に告げたのでリュックを持って行ってみるとコース脇の安全なところに肩を押さえてうずくまるライダーが。声をかけると意識はウエィク、脈、呼吸正常、今の所肩以外問題無しと本人の弁。脱臼か骨折かを本人に問うと一瞬考え込んで「あっつ、折れてる」と自分で気がついた。転倒した後の動揺と痛みで考えがまわらなかったみたい。自分で楽な位置に腕を反対の手で支えてもらい腕の内側に沿ってサムスプリントをあてがいチューブで固定。搬送の車が来るまで他の症状を問診、触診。車が来たので自分で歩いてもらう。始めは怖がっていたのだけれど立って見ると以外と歩けて本人も驚いた様子www 車が出るのを確認してポイントへ戻ると僕のポイントにasanoクンが入ってマーシャルをしていてくれた、ナイスフォローありがとう。でも、あのサム・スプリント返ってこねーだろうなとぼんやりと考えたり、ヘルメットを脇に入れてあげたらもっと安定したんだ等と考えに耽りながらマーシャルに戻る。

通過するライダーが上手いか下手かはアプローチを見ればだいたいわかるから、一々下るところは見ずに次のライダーかエスケープゾーンの交通整理が主な役目。だけど、時々「あっ」っていう叫び声と土埃が舞うので転倒とわかる。転倒を目視したら「スローダウン」と叫びながら腕を大きく振り転倒したライダーに「大丈夫ですかー」と声を掛け近づき様子を見るのだが、コースが柔らかい土ということも有り大体は自力で起きて「大丈夫です」と叫び返しレースに戻って行く。だが、その瞬間は違っていた。

土埃の中で自転車だけが飛んで行くのだ。瞬間にシリアスなアクシデントを想定する、と書ければカッコイイのだろうが実際は頭の中で「やった」と叫び声が上がっただけ。反射的に「スローダウン」と叫びながら転倒したライダーに走り寄り様子を見ると意識はしっかりしている。けれど仰向けに寝転んで動けない様子。
せいちゃんに後続をエスケープゾーンに誘導してもらい、彼に近付くと「ここじゃ、まずいですよね」と自ら起き上がり安全な場所に移動してくれた、のはよいのだけれど問題は首だ。とりあえず安全は確保できたのでコースをオープンにしてから、彼のもとに行くと、彼はこのほうが楽だからとまた仰向けに寝転んでしまった。脈呼吸は正常。背骨の触診をするが鋭い痛みを訴えない、痛いのだが打撲のように面で痛いという。場所は頚椎の2番目か3番目のあたり。本人はこの場で休みたいというので10分間と決めてバイタルの変化をみることにしマーシャルに戻る。ライダーの切れ目を狙って彼に話しかけ様子を聞き、水を渡す。2回目3回目のバイタルも安定。痛みは楽になったりまた痛くなったりだという。チーフ・マーシャルが通りかかったので相談。搬送を決定。彼に状況を話し病院へ行ってもらうことに。担架が来たのだが上るのも下りるのも激坂しかない、一番車に近いルートを慎重に運ぶ。搬送完了。マーシャルに戻る。

レース後、様子を聞くと頚椎骨折で緊急入院とのこと。自分の処置が正しかったのか反省の時間が続く。最初からオーバートリアージでもいいから病院へ搬送をしても良かったのではないかと考えてしまう。事を大袈裟にして後で恥をかくのを恐れたのか、そんな見栄もあっただろう。だけど、一番の原因は自信がなかったからじゃないのかと思う。負傷した人のことを思えば正しい処置は自ずと見えてくるはずなのだが、処置は正しかったのか手順はこれでよかったのかと自分の事ばかり考えていたような気がする。もっと人を、相手を見なければ。

プライベートでもハードな5月だったので八ヶ岳の麓で上手い空気と好きな自転車に乗って、ストレスを解消しようなどと考えていたのだけれど、余計ストレスを抱えて帰って来たヤマミチでした(+o+)
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