プロフィール

野風ヤマミチ

Author:野風ヤマミチ
1980年よりフリーランスフォトグラファーとして活動。1990年ごろから環境問題の雑誌に関わったことをきっかけにエディター、ライターも兼ねるようになる。時を同じくして子供の頃より関わってきたボーイスカウト活動にリーダーとして復帰する。2001年ボーイスカウトの制服を脱いでからノンフォーマル・エデュケーション(野外教育、環境教育、冒険教育等)を仕事の柱に据え活動、執筆をしている。
現在シングルトラック・プロジェクト野風を主催、マウンテンバイクのスクール&ガイドインストラクター、小中学生の野外活動インストラクター等も務める。
1960年東京生まれ 趣味 手作りの道具で野宿、焚火、山旅

資格
日本マウンテンバイク協会 B級インストラクター
INBA ナショナル・マウンテンバイク・パトローラー
WMA ウィルダネス・アドバンスド・ファーストエイド取得
WMA ウィルダネス・ファースト・レスポンダー取得
AHA  ハートセイバー・ファーストエイド ハートセイバー・CPR・AED 取得


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焚き火 その1 2008年10月11日19:41

山へ行くのが好きだ。ただ一つ条件がある、一泊すること。
日帰りは嫌いだ、というよりもせっかく山に行き日帰りなんて勿体ないことはできない。それは、ゆっくりと火を焚いて過ごす時間が持てないからだ。

僕にとってこの世で一番の贅沢である焚き火をわざわざ山まで行って出来ないなんて考えられない。まぁ、焚き火が出来るなら山の中でなくとも騒音が聞こえない所であれば何処でも良いのだがこの条件を満たしてくれるには山が一番手っ取り早い。だから山へ行く。

山へ行ったら、三時か四時には寝床を決めシェルターを張り、火床を作り、薪を集める。
薪を拾うときは一カ所から多くは取らない、広く薄く集める。直径は五センチを超えず落ちている物だけを拾う。それを40~60センチぐらいに揃えて折り、太さで三種類に分けて火床の側に積む。積むときも下に二本の薪を敷き地面に直接触れさせず、薪の上にはポンチョでも掛けておく。薪の量は自分が寝ようと思う時間まで保つだけ、要は一回腰を下ろしたら寝袋にはいるまでそこから動きたくないというだけのこと。多ければいいってもんでもない。

次は火床。まず何処に作ろうか周りをよく観察して、火が大きくなっても周りに燃え移らないか、地面に木の根は張っていないか、風の吹いてくる方向等々。
場所が決まったら直径40センチぐらいに石を丸く並べる、別に平らじゃなくてもいい、地面と火の間の熱を遮断してくれればいいのだから。
近頃は土壌の微生物を殺すから直火はだめだなどといわれるが、直火は別に環境破壊ではないと僕は思う。なぜか?それは復元できるからだ、きちっとメカニズム及びシステムを理解していれば解りそうなものだ。自然自身はそんなにひ弱なシステムではない。自然のメカニズムに組み込まれている範囲を逸脱しないことが大事なのであって、何でもかんでもダメというのは馬鹿げた話だ。
それでは他国の文化や、先住民の文化を破壊してまでも自分たちの意見を通そうとするどこかの環境保護団体に任せておけばいい。

では、何故火床を作るのか一つには焚き火の跡を残さないため、二つ目は感謝の心で焚き火を焚くため。まぁ、二つ目は個人的な信条だけど。
土壌破壊がそれでも気になるなら石組みをもう一、二段高くすればいい。それだけのことだ。
出来た火床の真ん中に火口を置く、これは直接火の着くものなら新聞紙、枯れ葉、木の皮と何でもいい。大量に置くのがコツ。経験だと握り拳ぐらいの量があれば大丈夫。最初に火口に付いた火の熱が火床の石に熱を奪われ温度が上がらないからだ。それともう一つ空気が良くはいるように隙間が火口にあることが大事。つぎのその火口の上に焚き付けを乗せてやる。マッチ棒ぐらいの細い枝をこれも一握り。バラバラにならないように固めて置いてやる。これらを囲むように小枝をインディアンのティーピーのように立てかけてやる、その周りを指の太さぐらいの枝で同じように囲む。
これで準備は整った。

火を着ける前に薪の燃えるメカニズムを説明すると…
物が燃えるためには3つの要素がバランス良く融合していなければならない。それは、燃料、酸素、熱の3つ。
燃料はここでは薪のこと、酸素は周りの空気から、じゃあ、熱って何だ。燃え上がった炎だと思っていたらそれは違う。炎は3つの要素がバランス取った時の余剰。
もっと具体的にいうと薪が熱せられて出た揮発性のガス(これが煙り)に熱が引火したもの。
紙や木の発火点は250℃、火口から焚き付けに火が着いて薪の温度が100℃近くになると薪の中の水分が蒸発しだし温度をそれ以上に上げることが出来るようになり、250℃以上で煙が出だす。このまま温度が上昇し500℃で煙に引火し炎があがり、揮発性のガスが燃え尽き700℃以上の熱が保たれると炭化した部分が赤く輝く。燃料が供給される限りこのサイクルは繰り返される。

焚き火を見て楽しむこととはかけ離れているように思うがこんな知識が頭の隅にあるともっと焚き火が楽しくなるんじゃないだろうか。

薪組が終わったら火口に火を着ける。まず火口が勢いよく燃えだし焚き付けに火が移る、ここでちょっと火が小さくなってもそのまま焦らずに我慢。炎が火を着けるのではなく熱が火を着けることを思い出して欲しい。失敗しても最初からやり直せばいいだけだ。さっきよりも多めの焚き付けを置いて。
焚き付けから小枝、薪へと火が移っていくときに思いのほか大きく炎が上がるときがある。周りに燃えやすい物がなければ焦ることはない、暫くすれば薪組は崩れ火床の中心に赤く炭化したおきが溜まり手頃な大きさの焚き火になっているはずだ。その上に小枝と薪を重ねて好みの大きさにすればいい。個人的には小さめの焚き火の方が好きだ。

つづく
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