プロフィール

野風ヤマミチ

Author:野風ヤマミチ
1980年よりフリーランスフォトグラファーとして活動。1990年ごろから環境問題の雑誌に関わったことをきっかけにエディター、ライターも兼ねるようになる。時を同じくして子供の頃より関わってきたボーイスカウト活動にリーダーとして復帰する。2001年ボーイスカウトの制服を脱いでからノンフォーマル・エデュケーション(野外教育、環境教育、冒険教育等)を仕事の柱に据え活動、執筆をしている。
現在シングルトラック・プロジェクト野風を主催、マウンテンバイクのスクール&ガイドインストラクター、小中学生の野外活動インストラクター等も務める。
1960年東京生まれ 趣味 手作りの道具で野宿、焚火、山旅

資格
日本マウンテンバイク協会 B級インストラクター
INBA ナショナル・マウンテンバイク・パトローラー
WMA ウィルダネス・アドバンスド・ファーストエイド取得
WMA ウィルダネス・ファースト・レスポンダー取得
AHA  ハートセイバー・ファーストエイド ハートセイバー・CPR・AED 取得


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水 2008年10月16日12:27

山が育ちの 俺らの恋は 
恋は恋いでも 水持ってこいだよ
水は水でも 山の清水よ

という山の歌がある。二番が飯、三番が酒に変わるだけという他愛もない山男の歌なんだが、いつ覚えたのかも覚えていいない。初めて山に登った高1の時には口ずさんでいたから、その前だったのだろう。
大きな声で歌う歌ではない。一人ぼそぼそって感じで、歩いてるときとか、夜、焚き火の前で口につく歌だ。
この中で酒も飯も街から持って行くものだが、水だけは山にある。
そして味は山ごとに違う。いやそうではない、沢の一本一本が微妙に違う。

味が濃かったり薄かったり、甘かったり辛かったり、地質の違い植生の違いで変わってくる。美味な水の見付け方は広葉樹林帯で石灰岩質ではないことが条件になる。針葉樹の森は辛い傾向があり、石灰岩質は堅い。まぁ好みだけど。

沢を詰めて(その沢を稜線に出るまで登ることを言う)登るときに試した面白い体験がある。
S社の「南アルプスの天然水」というミネラルウオーターがある。この源水の取れる沢にワザワザこのボトルを持って入った。飲み比べると同じ味がした。ただ源水の方が味が濃く遙かに旨い。
この場所から上流へ沢一本づつ味が薄くなっていきある時点で、がらっと変わる。この先は石灰岩質の地層になるからだ。
さらに沢を詰め山頂に向かうと味はどんどん無味無臭に近づく。森林限界を超えると無色透明な味に、そして山頂直下では無色透明を突き抜け精錬で天からの恩寵といえるほどに昇華され口に含むだけで自分がこの天と地上との繋がりを直感できる思いがする味になる。ここまで来るともう味ではないのだろうか、ここの標高は2800メートル二泊三日の山旅だった。

山で水を酌むときには注意したいことが幾つかある。
しょうがないとき以外は本流から酌まず支流(沢)から酌む。
流れている水を酌む、澱みで酌まない。
支流で酌むときもその上流に山小屋がないか確認する。
必ず味見をしてみる、違和感を覚えたら止める。等々
運が悪いとお腹こわしますよ。

山に雪や雨が降り、溶け、流れ、地面に染み込み、旨い水となり、麓に湧き出す。この間、山の標高によっても違うだろうが数十年掛かるという。
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